2019年12月22日は冬至になります。
1年のうちで日が落ちる(昼間から夜に変わる)のが一番早く、夜が一番長くなる日となっております。
この冬至ですが年度によって12月22日だったり前日の21日だったりします。
太陽の話になりますので我々人間が決めるものではありません。
予定では来年2020年から2022年までが21日が冬至で、2023年が22日が冬至となっているそうです。
冬至
冬至は、二十四節気の第22。北半球ではこの日が一年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が短い。引用元:Wikipedia
冒頭でも述べていたんですが、冬至は1年で一番夜が長い日を指します。
この二十四節気というのは
![]()
引用元:日本惣菜協会様
以前土用の丑の日の記事にも記載しましたが、四季を24等分に分けて考えられた名称です。
太陽の位置が最も低く太陽の力が一番弱まる日と言われ、この冬至の翌日以降運気が上昇する一陽来復という考えが昔からあるそうです。
宝くじを購入するのは冬至の次の日以降に購入するのがオススメですね(‘ω’)ノ
冬至に食されるもの

こちら カボチャ・柚子・小豆の3種類。

カボチャを漢字で書くと南瓜と書きます。
南瓜はなんきんと読む事が出来、冬至の日に『ん』という文字を含む食べ物を食すと運気が上昇すると呼ばれています。
『ん』を2文字以上含む食べ物は他にも存在し冬至の七種(ななくさ)とも呼ばれています。
かぼちゃ=なんきん、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)
うどんだけは無理やりな感じがしてなりません。
その中でもカボチャは、秋野菜の収穫も終わり食べる野菜が少ない中、栄養性と保存性の面から冬至の日に好んで食されるようになったそうです。
同じななくさでも、ななくさ粥は七草と書きますね。
その時の記事は七草粥

昔から小豆の赤色は邪気を祓うと言い伝えられています。
上記で述べた一陽来復という言葉通り、冬至を境に運気が上昇する為厄払いを兼ねていると考えられています。

柚子の木は寿命が長く病気にも強い樹木です。
その柚子を風呂に浮かべて無病息災を願うようになったそうです。
ゆず湯は風邪予防、血行促進、冷え性改善が見られます。
融通が利く=ゆず、冬至=湯治『とうじ』といった語呂合わせ的にも縁起が良い為、冬至の日に柚子風呂に入る人は今でもいらっしゃるそうです。
僕も昔実家に住んでいた頃、年に1回は柚子風呂入ってましたね。
子供の頃の記憶が蘇ります。
爺ちゃん婆ちゃんと同居する家庭では今でも風習が残っているのではないでしょうか?
まとめ
昔からの風習も現代の核家族化の影響でかなり少数派になってきたと思います。
佐賀は田舎なので風習が残る家庭は全国的に見ても高いかな?とあくまで想像です(‘_’)
若い世代からすれば冬至を通りこして、2日後の24日クリスマスがメインかと思われます。
クリスマスが過ぎると今度は大晦日ですね。
大抵の方はバタバタな年末になると考えられますが、少しでも冬至って何だろう?とか思って頂けたら幸いです(*^-^*)
コメントを残す