2020年の東京オリンピック開催に向けて国が力を入れて取り組んでいる政策です。
定められた場所でしか喫煙出来ない等の厳しいルールがあります。
東京オリンピックが開催された際は世界各国から沢山の人々が日本に来日します。
煙草が嫌いな僕でしたので今回是非記事にしようかなと思い書いてみました。
健康増進法とは

生活習慣に関する知識の普及と、国民の健康増進を図る法律。健康維持を国民の義務とし、また、受動喫煙の防止や特定保健用食品などに関する条項も盛り込まれている。平成15年(2003)5月施行。 引用元:コトバンク
2018年7月に健康増進法の改正案が成立し、2020年4月に施行される事が決定しております。
元々は2000年3月に開始した21世紀における国民健康づくり運動が発端で、2003年に健康増進法が施行されました。
ここ最近出来たように思える法律も実は16年も前に施行された法律だったんですね。
改正案の中身というと
・多くの施設において屋内が原則禁煙に
・20歳未満の方は喫煙エリアへ立入禁止に
・屋内での喫煙には喫煙室の設置が必要に
・喫煙室には標識掲示が義務付けに

対策を怠った施設管理者には最大50万円、違反して喫煙した人は最大30万円の罰金となっております。
受動喫煙で悩まれている方が世の中には沢山いらっしゃいます。
よって施設や場所ごとにそれぞれ受動喫煙対策を講じなければなりません。
望まない受動喫煙をなくす事と、特に健康影響が大きい子供や患者の方々を救うべく2020年4月から新たに施行されます。
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引用元:財務省様
確かに表で見て分かる通り、たばこ税による収入は国にとって非常に大きな財源となっています。
それでもたばこが原因となる医療費の方が遥かに多額のコストがかかっているのが今の日本の現状です。
医療費以外にも、たばこによる出火原因の火災被害も毎年すごい金額との事でした。
受動喫煙防止対策助成金
職場での受動喫煙を防止するには、喫煙ブースの設置を行う必要があります。
調べた所、広さや性能によって違いますが100万円程かかる喫煙所もありました( ゚Д゚)!
さすがに大手、中小までならともかく、個人の小さな会社にいきなりその金額を出せと言われても社長はたまったもんじゃありません。

費用の一部を国が助成金を出しますよというのが受動喫煙防止対策助成金となる訳です。
受動喫煙防止対策助成金を希望する施設管理者の方はこちらにリンク貼りましたのでどうぞ。
禁煙・喫煙の場所
施設は第一種と第二種と区分されています。
第一種施設
学校・病院・診療所・児童福祉施設・行政機関・旅客運送事業自動車(バス、タクシー)・航空機
敷地内禁煙、屋外で必要な措置が取られた場所において喫煙を認められます。
第二種施設
第一種施設以外の多数者が利用する施設、飲食店、ホテル、事務所(職場)、集会場、旅客運送事業船舶・鉄道
原則屋内禁煙、屋内でも喫煙専用室にて喫煙可を認められています。
加熱式たばこも新たに規制されましたが、飲食しながらの喫煙を認めるなど、従来の紙巻き煙草よりも規制が緩いです。
喫煙所は勿論の事、バー、スナック等の夜のお店は喫煙を主に目的とするので喫煙目的室として喫煙可能となっています。
全ての場所が禁煙となれば家でしか吸えなくなりますからね。
喫煙室には例え従業員であっても20歳未満の人は立入禁止となっています。
海外の国々の喫煙対策と比べて
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引用元:厚生労働省様
2017年のWHO(世界保健機関)のデータによると日本は先進国であるにも関わらず最低クラスという衝撃の記録があります。
今までが禁煙義務の法律がなかった事が原因と考えられますが、健康増進法によって流れが最上位の国に少しでも近づけるかと期待しています。
既に1箱の値段も500円を越す種類も出始め、今後毎年値上がり予定との事です。
それでも海外と比べてまだまだ日本のタバコは安く、1位のオーストラリアでは1箱2000円近い値段となっています( ゚Д゚)!
喫煙場所&タバコの価格とWパンチで政府も責めてきているので受動喫煙対策としては非常に宜しい流れかなと思います。
まとめ
パチンコ屋も健康増進法によって2020年4月から喫煙所のみ喫煙可能となります。
僕が昔通っていた頃には考えられなかった状況です。
パチンコというと常にタバコを加えながら遊技を楽しんでいる方々が大勢いましたから。
僕自身がタバコの煙が無理なので、好きな台を打つというより吸ってる人の隣に座らないように心掛けてました。
それでも後で僕の隣に来た人がタバコを吸いだすと(#^ω^)ビキビキ.ってなってました。
正直負け込んでイライラしながら喫煙所に歩く中高年の姿が想像し難いです。
必ずルールを守らずに店員さんと揉める客が全国各地区で出てくると予想しています。
たばこに金使うより家族とそのお金で楽しんだ方が良いのでは?
社会全体が健康志向に切り替わる事で、健康で楽しみながら住みやすい社会になれば良いかなと心から願っています。
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