僕が住んでいる佐賀県にはお茶と温泉で有名な嬉野市がございます。
佐賀県内・九州では嬉野茶は勿論有名ですが、九州外の方はお茶というと静岡県を思い浮かべませんか?
そのうれしの茶、2週間ほど前になりますが何と金額が
1キロ5万円!
という一瞬ギャグに聞こえる値が付き新聞に載りました。
お茶のたしなみ等ま~ったくない僕もさすがに気になったのでちょっと記事にしてみました。
嬉野茶とは

佐賀県嬉野市を主産地とする緑茶。香りが強く、さわやかな風味で、中国の緑茶(リューチャー)に似る。
引用元:コトバンク
嬉野市とそのお隣に位置する長崎県東彼杵町で摘まれる茶葉に対して指すうれしの茶。
でも最近では彼杵茶として販売されているのも見かけるのではっきりとした判断は僕には分かりません。
勿論自分の街の名前で販売したいのは分かります。
茶の歴史
奈良・平安時代の遣唐使の中にいた空海、最澄が唐(中国)から持ち帰った事が日本茶の始まりと記録が残っております。
その当時のお茶は大変貴重なもので、身分が高い人の口にしか入らない代物でした。
その後鎌倉時代の栄西が中国から種子を持ち帰り佐賀県の背振山で植え、その種子を別の者に渡しそれから全国的に広まっていったとの事。
てことは・・・
佐賀県は日本で始まった緑茶栽培発祥の地
これ程佐賀県民として嬉しい事はありませんね\(^o^)/
かの有名な長崎を訪れたシーボルトも嬉野茶を大変気に入った様子だったと記録が残っています。
でも今現在緑茶といえば静岡の方が有名ですが(-_-;)
緑茶の効果
・ガンの予防、食中毒の予防、虫歯の予防、ダイエット効果、血圧上昇の抑制、血糖値の抑制、ビタミンC、老化防止、便秘解消、口臭予防、アトピーや花粉症に効果・・・。
多すぎて書いてて驚く程の効果の数がありました。
お茶を毎日飲めば医者いらずという言葉を聞いたことがあります。
これだけの数の効果が分かれば本当にそんな気がします。
勿論現実は違いますが( 一一)
感想
僕が家で飲むお茶はペットボトル(2ℓ150円前後)、ティーパック(20袋入りで200円ちょい)の緑茶です。
今回の1キロ5万円という金額を聞いたときはさすがに驚きました( ゚Д゚)
色目、香り、味ともにバランスが良い。
ばらつきがなく、例年より良い品質がそろっていると茶連の会長さんが発言されてました。
どっかのボジョ〇ーヌー〇ーみたい( 一一)
毎年過去最高のやつで2チャンでネタがあるやつです。
急須で入れた茶とペットボトルで売られている市販の茶には含まれる栄養分が違うとの事。
急須でお茶をいれると茶碗の底に茶葉が沈殿し、その茶葉にお茶の栄養成分が豊富に含みます。
ペットボトルの場合、沈殿物を除去した状態で保存用の添加物が入っているとの事。
全く栄養がない訳ではないでしょうが、やはり茶葉から出たお茶の方が栄養価が高いし味も美味しいでしょう。
今回とんでもない金額がついたうれしの茶ですが、値段も高額な物からピンキリまであります。
良かったら是非!佐賀県はうれしの茶を購入して飲んでみてはいかかでしょうか(‘ω’)ノ
余談ですが、嬉野市にはキリスト教徒の殉死を伝える史跡が残っている事から市が毎年ローマ法王に嬉野茶を献上されています。
ローマ法王献上茶として100グラムで2700円前後みたいです。
キロ27000円って・・・やはり高額( ゚Д゚)!!!
佐賀県民としてうれしの茶を日本一の緑茶と宣伝できる日が来るのを期待しております(‘ω’)ノ
ちなみに嬉野市までのアクセスはインターがあるので高速道路か、車で30、40分くらいかな~の大村市に空港があるので九州外の方にも交通は便利かと思います。
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