皆さんは彼岸には春彼岸と秋彼岸の2回ある事はご存知ですか?
牡丹餅を食べたり、御萩を食べたりするでしょう。
ところで春の彼岸と秋の彼岸の違いってご存知ですか?
牡丹餅と御萩の違いってご存知ですか?
彼岸も近くなってきたので記事にしてみました。
ちなみに僕は断然こしあん派ですよ!
皆さんはどちらがお好みですか?
彼岸とは
春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)である。
最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」(あるいは地方によっては「はしりくち」)と呼ぶ。
引用元:Wikipedia
春のお彼岸、秋のお彼岸と彼岸には年に2回存在します。
仏教用語で理想の境地(極楽浄土)と意味するそうです。
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引用元:文珠堂様
仏壇・墓石の専門店文珠堂様より画像をお借りしましたm(__)m
我々が住む世界を此岸、三途の川を挟んで仏様が住む世界を彼岸と呼ぶそうです。
春分の日と秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じという事から、仏教の教えではあの世とこの世が最も近くなる日と考えられています。
彼岸の日にお墓参りに行く事でご先祖様にお願いし、自身も極楽浄土へ行くことを叶えてもらえるという風習が広まったと考えられています。
2020年 春彼岸
3月17日(火) 彼岸入り
3月20日(金) 彼岸の中日(春分の日)
3月23日(月) 彼岸明け
2020年 秋彼岸
9月19日(土) 彼岸入り
9月22日(火) 彼岸の中日(秋分の日)
9月25日(金) 彼岸明け
今年の彼岸の日程を記載しましたので参考に(‘ω’)ノ
お供え物

春のお彼岸には牡丹餅、秋のお彼岸には御萩をご先祖様にお供えします。
正直33歳の今まで方言か共通語の違いかな?と思っていましたが本当の意味は
春の花として知られる牡丹の花に似ている事から牡丹餅と呼ばれるように。
秋の花として知られる萩の花に似ている事から萩餅と呼ばれるように。
調べて見るもんですね~( ゚Д゚) ちなみに彼岸とは関係ありませんが
夏と冬には杵で餅をつかず潰して作られる為、餅をついた時期が不明な事から夏は夜船と呼ばれるように。
冬は北の窓から月が見えないという事から北窓とよばれるそうに。
時期によって呼び名が違う事に驚きますね(‘ω’)ノ
江戸時代の頃には牡丹餅や御萩をお供えする風習が広まっていたそうです。
小豆は邪気を払う、厄除けという意味が含まれているのでご先祖様にお供えする食べ物として適した食べ物といえます。
彼岸花

毎年秋の彼岸の時期に咲く謎の花。
春の彼岸は咲かずに秋の彼岸のみに咲きます。
中国から持ち込まれたと考えられていて、日本に昔から自生していた訳ではないそうです。
この彼岸花ですが有毒でそのまま食すると死に至る場合もあるそうです。
植えられた理由については、モグラやネズミに農作物を守る為との事。
また救荒食物とも言われ、毒抜きをすると保存食として食糧困難の際の備蓄にもなる存在です。
もう一つが昔はお墓は火葬ではなく土葬が主でした。
土に埋められた遺体を食べにくる野生動物から守る為に有毒な彼岸花を植えたとも言われています。
動物は本能で危険な物と判断したらその場を回避するそうです。
まとめ
お彼岸はお盆と違ってご先祖様が帰ってくる訳ではありません。
あくまでこの世とあの世が一番近づく日という意味となります。
牡丹餅や御萩の他にも、亡くなられた方を最初に迎える彼岸を初彼岸といって生前の好きな食べ物を供えします。
今回の記事を書いてみて僕自身も大変勉強になりました。
まだまだ3歳児&1歳児なので育児に大変でお墓参りも行く事も難しいです。
2人とも小学生くらいにあがれば大分楽に行けるんですが(‘_’)
暑さ寒さも彼岸までという言葉がある通り季節の変わり目(衣替えの時期)になります。
真冬から春に洋服を変えないといけませんね(‘ω’)ノ
来週には花見に行ってそれを記事にする予定です(‘ω’)ノ
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