僕が住む佐賀県には全国的にかなり珍しい風習が残っています。
佐賀県鹿島市にはふなんこぐいと呼ばれる郷土料理がございます。
毎年1月19日に鹿島浜町の中町通りで早朝にふな市が開催されております。
今回はそのふなんこぐいについて書いてみます。
ふなんこぐいとは?
ふなんこぐいは佐賀県鹿島市の郷土料理。生きたままの鮒を昆布で巻いて、大根やレンコンなどの野菜と一緒に、味噌や水飴などで長時間煮込んだもの。
名称は「鮒の(煮)凝り」の「こごり」がなまったものといわれている。
引用元:Wikipedia
そうなんです。
鮒を昆布で巻いて大根とかレンコンで一緒に甘々に煮込んだ料理が
ふなんこぐい\(^o^)/
僕は苦手\(^o^)/
鮒を半日から長いと2日間くらい煮るとか。
あまりに長時間煮込むには理由があって、骨ごと食べれるようにぼろぼろになるまで煮込むからなんです。
生きたまま煮込むという事は・・・
骨は勿論、鱗、内臓全部食べます(^^♪
![]()
引用元:鹿島市公式観光サイト様
鹿島市観光協会様から引用させて頂きましたm(__)m
小さい頃から食べてらっしゃるおじいちゃん、おばあちゃんの方々は平気かもしれませんが、今の若い人にはまず厳しい( ;∀;)
子供の頃に何故か一度食べた記憶があるんですが強烈でした( ;∀;)
地元の方でも今は年配の方々がメインとなって購入されているようで、若い方が購入される姿は激レアとの事。
※ただし子供達でも食べやすいように下処理されていたり、いわしを代用している物も販売されているみたいです。
なんでフナを食べるの?
ブログの一番下に動画を貼りますが、出来あがったふなんこぐいを恵比寿様にお供え商売繁盛・無病息災を祈願します。
本当は鯛をお供えしたい所ですが、有明海で昔の鯛は非常に高価な魚。
どうにかならないものかと考えたのが見た目が似ている?魚の鮒で代用したのが始まりとの事。
大昔は有明海では鯛は高価な魚だったと思いますが、普通にスーパーで安価で売られています。
その当時の漁や魚釣りとか今とはかけ離れているでしょうから仕方ありませんね。
お供えした後は勿論人間が食す訳ですから煮つけて食べやすくしたんでしょう。
歴史は古く300年以上前から続く風習みたいですよ( ゚Д゚)!
まとめ
この前の佐賀のニュースを見ていて鹿島でふな市があってるな~と思い今回の記事を書きました。
全国には僕の知らない風習が数えきれないくらいあるでしょう。
今後も僕が知らない風習についても調べたりして記事にしていきたいですね(‘ω’)ノ
子供達が巣立っていつか人生リタイアした時、全国をゆ~っくりキャンピングカーで周りたいな~と思う次第です。
コメントを残す